セプテーニグループはこれまで「どんな未来をつくっていきたいのか」を問い続けてきました。今回2025年に実施した、社内で想いをつないでいくリレー企画「メールバトン」の中で交わされた言葉たちから、いくつかのメッセージをご紹介します。そこで、今この瞬間も、悩み、迷いながら、それぞれの場所で一歩を踏み出している若手メンバーの「現在(いま)」の姿から、私たちの未来をつくる意思を感じてもらえれば幸いです。
ミッション「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」を
実現した先にある世の中とはどのようなものだとあなたは考えますか?

私が思い描く未来は、ひとりひとりが夢や目標を持ち、明日に向かってきらめきながら突き進む、そんな活気に満ちた世界です。そこでは「常識」や「こうあるべき」という固定観念よりも、「自分はこうありたい」という想いが尊重されています。
その未来を支えるのが、「信じ切る力」だと思います。「常識」は時に、私たちの挑戦しようとする気持ちを迷わせます。それでも自分の想いを信じて一歩を踏み出す人が増えることで、社会はもっと新しい可能性に満ちていくはずです。
私は現在、サステナビリティ推進担当として、環境や社会、ガバナンス(ESG)の課題に向き合っています。職場でのアンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)への啓発や、DEI活動もその一つです。これまでの常識や先入観にとらわれず、ひとりひとりが活躍しやすい環境をつくる。そうすることで、誰もが気兼ねなく、自分の「ありたい姿」に向かって進める社会にしたいと考えています。
ひとりひとりが自分の信じるものを胸に、夢にときめき、明日にきらめいている。そんな世界こそ、「ひとりひとりのアントレプレナーシップで世界を元気に」が実現した未来だと思います。
次は誰にバトンをつなぎますか?
セプテーニグループのLGBT&アライネットワークに、入社1年目から自ら手を挙げて参加してくれたメンバーである佐藤舞さんにバトンをつなぎます。
プロジェクトのキックオフミーティングで、「まずは所属部門のみんなに活動をもっと伝えたい。そこから社内に広げていきたい。そして、グループの枠を超えて多くの方々と関わり合いながら活動していきたい。」と、まっすぐに語っていた姿が印象的でした。

アントレプレナーシップとは、何か大きなビジネスを生み出す力というよりも、「自分の感情や違和感を起点に、周りに小さな変化を生み出していく力」だと感じています。
私が広告という仕事を選んだ原点は、2020年のコロナ禍にあります。入学直後から大学に行けず、誰とも話せない孤独な日々。そんな私を救ったのは、本や映画、そしてSNSでした。
孤独の中で自分の感じたことをX(旧Twitter)で発信し続けたところ、共感の輪が広がり、最終的に1万人ものフォロワーの方とつながることができました。
「発信することで、人は1人じゃなくなる」。その気づきが、今の私の仕事観につながっています。
「SNSや、広告を通して、人と人をつなげたい」。その実感が、私が広告という仕事を選んだ理由です。
ひとりひとりが「自分の内側の声」を大切にしながら、それを誰かと共有し、形にしていける世の中。
そこではきっと、誰かの“ちょっとした勇気”や“違和感”が、社会を少しずつ優しく変えていく原動力になるのだと思います。
多様な人々が、それぞれの“らしさ”を抑え込むことなく自然体で生きられる社会。そんな姿を願っています。

私が考えるアントレプレナーシップとは、日常の小さな気づきや違和感を、自分事として捉えて行動に移せる力です。
私は学生時代、ゼロから人が集まる場をつくるプロジェクトを通じて、「人の行動原理を読み解き、動きたくなる仕組みを設計する」おもしろさに目覚めました。
この原体験は今、デライトチューブで取り組んでいるAIやSEOの事業に直結しています。ユーザーの意図を技術で汲み取り、それを仕組化し最適な体験として還元する。それが私の仕事の核心です。
かつては、何かを変えたいと思ってもスキルや手段の壁がありました。
しかし今は、AIをはじめとするテクノロジーが個人の可能性を広げ、誰もがアイデアを形にできる時代です。
ミッションが実現した社会とは、「誰もが『気づいた人から動ける』環境が当たり前になっている世界」だと考えています。
誰かに任せるのではなく、自分の気づきを自分で形にする。
テクノロジーの力でそのハードルを下げ、世の中に小さな挑戦を増やしていくこと。私が普段関わっているAI事業も、まさにその一助になるものだと感じています。
一つひとつの行動が連鎖し、社会全体が前向きなエネルギーで溢れる、そんな世界になれば素敵だなと思います。

私が考えるミッションが実現した世の中とは、「個人が自分でやりたいことを決め、その選択を自分の意思で実行できる世の中」です。
誰かに決められたレールの上を進むのではなく、自分の関心や違和感を起点に行動を選べる状態。
私自身、大学時代は研究に熱中していたため、社会人でも「研究開発を仕事にするのが自然」と、どこか当たり前の流れに乗ろうとしていました。しかしインターンを経て、本当にやりたいのは「自分の興味に素直なものづくり」だと気づき、広告業界という全く違う道を選びました。
選択肢があること、そして選んだ道を自分で正解にしていける環境こそが大切です。
「こうあるべき」「普通はこう」という空気に強いられることなく、ひとりひとりが主体的に考え、動き、その挑戦自体が尊重されていく。
そして、そんな個人の小さな意思決定の積み重ねが、結果的に社会全体を前向きにし、「世界を元気にする」ことにつながっていくのだと思います。
次は誰にバトンをつなぎますか?
Septeni Japan 人材開発部の一色咲さんにアンカーとしてバトンをお渡ししたいと思います。
咲さんには、新入社員研修の頃から大変お世話になっており、周りのメンバーからも「咲さんは本当にすごい人」と聞いていたこともあって、社会人になって最初に尊敬の念を抱いた方の一人です。
今でもオフィスや廊下で声をかけていただくことがあり、いつもニコニコされているので、咲さんから元気をもらっている方も多いのではないでしょうか。先輩の視点からこのテーマをどう受け取られるのか、とても楽しみにしています。

ミッションが実現した未来。それは、劇的に何かが変わった世界ではなく、実は今とそう変わらない世界なのかもしれません。
なぜなら、「変化すること」だけがアントレプレナーシップではないと思うからです。
何かを続けること、やめること、何かを好きでいること。それも立派なアントレプレナーシップです。今の世界も、すでに誰かのそんな意志で成り立っているはずですから。
そんな「自分なりの在り方」を大切にしたいと思う私ですが、かつては「想い」をただ内に秘めているだけで、それが周囲に伝わっていないことに気づいていませんでした。
転機は、周囲の人から「内なるものは感じるが、表出化しておらず、強い想いをリーダーシップの発揮にはあと一歩」というフィードバックをもらったこと。それを機に、成し遂げたいことは意識的に「言葉」にして伝えるようにしました。
すると次第に私の口にする言葉や行動が私の「らしさ」として認められていき、自分自身のミッションに対するこだわりやプライドをより持てるようになりました。
セプテーニグループには多様な人がいます。
自分なりのアントレプレナーシップの色の出し方を考えながら日々を過ごせると、様々な色が集まってセプテーニとして世界を元気にする方法もどんどん増えていくのではないかなと思います。
5人のメンバーが語ったアントレプレナーシップに、ひとつとして同じ形はありませんでした。
信じる力、違和感への感度、テクノロジーという武器、自分で選び取る勇気、想いを言葉にする覚悟。
それぞれが、自分なりのやり方で未来と向き合っています。
共通していたのは、完璧な答えを持っていたことではありません。
「自分の意思で一歩を踏み出す」という姿勢でした。
セプテーニグループの歴史は、誰かのそんな一歩の積み重ねによってつくられてきました。
そして今、そのバトンは確かに、私たちひとりひとりの手の中にあります。
大きな挑戦でなくてもいい。
小さな違和感や、胸の奥に残る想いからでいい。
次の時代を、次の「元気」をつくるのは、あなたの選択です。
あなたなら、どんなアントレプレナーシップで未来を描きますか?